2018年Jリーグ開幕したんですね。ワールドカップがあるから今年は早めに開幕したのかな??
なんかJリーグのシーズンが始まると、いよいよ春の訪れかと思うのは自分だけでしょうか?
さて、そんな今日は気になるニュースがヤフーニュースにアップされていたので簡単にご紹介します。
二重国籍問題について
現状、日本の法律上他国の国籍を取得すると自動的に日本国籍は喪失します。二重国籍を認めていないので。
そんな中「これはおかしい!憲法違反ではないか!!」っと声を荒げるだけでなく、訴訟にまで踏み切った勇敢たる男達のストーリー・・・
ニュースの詳細はこちら:「外国籍取得したら日本国籍喪失」は違憲 8人提訴へ
欧州在住(スイス、フランスなど)の元日本人国籍保持者8人が日本の国籍回復を求めて来月、東京地裁に訴訟を起こすようです。
そのうち6人はすでに他国の国籍を取得しており、残り2人は将来他国の国籍を取得するようです。
原告側の主張として、自分の意思で日本の国籍を失うわけではないので、他国の国籍を取得したとしても日本の国籍は失わないぜ!って理論なようです。
あまり海外に興味がない人にとってはどうでもいいニュースかもしれませんが、ワーキングホリーデーメーカーや将来海外に永住しようかと考えている方にとっては重大たるニュースではないでしょうか。
もし裁判所が現状の法律を違憲としたら将来日本国籍者でも他国の国籍を持つことが可能になり、パスポート2枚持ち!!などという荒技を使用できるかもしれません。
永住権取得方法
日本人に人気なオーストラリア、ニュージーランドの永住権取得は難しくなりましたね。でも先日書いた、ユーコンノミニープログラムを利用すればカナダの永住権取得はそこまでの難易度ではないような気がします。
その時の記事:2018年の方向性の話
おそらく英語圏の国でカナダ永住権が一番難易度が低いのではないでしょうか。
仮に永住権を取得した場合、次に目指すのは市民権です。市民権を獲得すればパスポートはカナダのものになります。現状では日本のパスポートは失効します。
ちなみにカナダの永住権の場合、5年ごとに更新が必要です。永住権から市民権を獲得するには1095日以上のカナダ滞在が必要なようです。
永住権を取得してしまえば市民権まで簡単に取得できるのでカナダのパスポートがほしい人は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
グローバル化社会
自分は今香港にいます。街を歩けばすれ違う人は中華系の人だけでなく、インド系、黒人、白人、東南アジア系などと実に多国籍です。LCCの路線網拡大によって、ひと昔前より安価にそして気軽に外国へ行けるようになりました。また企業も積極的に海外へ進出し、そこで働く従業員を現地調達だけではなく出身国から呼び寄せるなんてこともあります。つまり現在、日本だからといって日本人しかいない、であるとか中国だから中国人しかいないではなくどこの国にもいろんな人種、いろんな国籍の人がいるってことです。
その国が気に入れば永住権を取得して住みたいって思うのは別に不思議ではないですよね。
例えば長期休暇が取りやすいヨーロッパ諸国で市民権を取得し働き、定年後は日本でゆっくり過ごしたい!なんて人は一定数いると思います。しかし、市民権をとれば日本の国籍を喪失し定年後、日本に住むにはビザの取得か国籍の再取得をする必要があります。
自分が生まれ育った国なのにそのような面倒なことをしなければいけないのは、なんか萎えますよね。母国に拒否られているような・・・
そんなことをなくすためにも日本も二重国籍を認めるべきだと、海外志向が高い自分は思います。勉強不足でよくわかりませんが、二重国籍を認めたからといって、自国民に悪影響があるとはそこまで思いませんが・・・
現代のグローバル社会で日本人が活躍するためにも二重国籍は必ず必要になってくる!ってのが自分の意見です。
最後に
移民によってできた国、オーストラリアやニュージーランド、アメリカなどは二重国籍が認められていますよね。中にはパスポートを3枚も持っているなんてツワモノもいるようです。将来日本も二重国籍を認めることになったら、「今度の海外旅行はアメリカのパスポートでいこうかしら」なんて会話が出てくるのでしょうかね。
国籍という難しい問題ですが、このニュースをきっかけに少しでも多くの人がこの問題に興味を持っていただけたらと思います。二重国籍が認められれば間違いなく日本の発展ってことを考えるとプラスに働くと思います。
っと難しい話題にあえて踏み込んだ自分の勇気に感動しつつ今回の記事を締めたいと思います。
ではまた